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アメリカの医療費は実際いくらかかるのか体験談を書いてみた

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アメリカの医療費は高い。というのは日本でも何となく認知されているかと思いますが、本当にアメリカの医療費は高いのか??

ええ。
本当にべらぼうに高いです!
国民を生かす気ゼロです!
(言い過ぎ?)

そんなアメリカでおととし、体調が悪い状態が1年半も続いてしまった私。

病院通いまくりました。
通院に30万円程使ったと思います。涙

何故そんな金額がかかったのか、アメリカの医療制度について実体験と共にシェアしたいと思います。

 

 

アメリカの医者は抗生物質は簡単にはくれません

シンガポールに住んでいた時に扁桃腺炎になり、それ以来疲れるとすぐに喉が痛くなるようになった私。

扁桃腺炎になった時に、ある抗生物質を飲み続けても効かず、その後違う抗生物質の点滴をしても効かず、3度目の正直でやっと合う抗生物質にあたり、飲んだ直後から身体がすっと楽になっていくのを実感しました。

それ以来喉が痛くなるとすぐ病院に行くのですが、日本の病院に行くと、風邪でも何でもすぐに抗生物質をくれましたが、アメリカ... 抗生物質をもらうのは至難の技です。

まず喉が痛くで病院に行っても、ちょっと赤いくらいなら市販ののど飴と痛み止めをすすめられて終わりです。

日本みたいに炎症止めや、風邪薬、抗生物質を処方してもらおうなんて夢のまた夢。
抗生物質をむやみに飲む事がないので、体には良いのでしょうがね。

どうせ病院行っても市販の痛み止め勧められるだけだし、そんなんでお金払って医者に会うの嫌だわ。って風邪くらいじゃ病院行かなくなります。

 

ただし、アメリカ国内でも日本人医師の病院に行くと日本と同じくすぐに抗生物質をくれます。

一度息子が海外保険を使ってキャッシュレスで行ける日本人医師の病院に行ったら「風邪だろうけど念の為。」って抗生物質もらいまいした 笑

そう言えばシンガポールで抗生物質をすぐにくれた海外保険キャッシュレス対応の病院も日本人医師の病院だったな。

 

救急車は有料です

日本では救急車を呼んでもお金を請求されることはありませんが、アメリカでは有料です。距離によりますが1回数万円〜数十万円かかるそうです。

保険に入っていると保険会社がカバーしてくれる事がほとんどだそうですが、保険に入っていないと救急車を呼ぶのにも躊躇してしまいそうです。

アメリカでは好きな病院に好きな時に行けない

日本だったら、お腹が痛いから胃腸科に行こう。
発疹が出たから皮膚科に行こう。
ってその時に応じて好きな科の病院に好きな時に行けると思いますが

行けないのがアメリカの医療制度であります。
ひぃぃぃ

まず、自分のホームドクター(かかりつけ医)を決めます。

このホームドクターも保険会社に報告する義務があり、引越しなどでホームドクターを変更する場合は変更する旨を保険会社に報告しなければなりません。面倒くさ...

体調が悪くなったら、まずホームドクターに診てもらいます。

そこで出来る限りの診察や検査(血液検査など)をし、薬を処方してもらったりして、それでも改善されない場合、ホームドクターから専門医(スペシャリスト)に紹介状を書いてもらってやっと専門医に行く事ができます。

その専門医も新規の患者を受け付けてない医者も多いのと、保険によっては特定のグループの病院にしか行けないので、そのグループ内から選ぶ事になります。

私は逆流性食道炎だったのですが、胃カメラをしても良い。とホームドクターの判断が下るまでに最初の診察から1年近くかかりました。

日本だったら「胃の調子が悪いから胃カメラしたい。」と事前に予約しとけば初診でも胃カメラしてもらえますが、それがアメリカ(ハワイ)だと1年... 胃ガンだったら死んでるわ!怒

アメリカでお医者さんにかかったタイムライン

私の場合は喉と頭痛、倦怠感が3週間ほど続き、ホームドクターに行ったのが始まりです。

最初は市販ののど飴と頭痛薬を勧められ終わり。
症状は良くならず再度ホームドクターを訪ねる。

医師処方の痛み止めをもらい様子を見ることに。
症状は悪化し再度病院へ。

とにかく頭が痛いのでどうにかしてくれ〜と懇願し、麻薬の成分が入っている強い痛み止めと、飲むステロイドをもらう。

頭が痛いのは緊張型頭痛では?という事で、日本でいう整骨院的な専門医を紹介してもらう。

整骨院的な所で首の付け根を5〜10分ほどマッサージをしてもらう。10回通うように言われたけれど、ちょっとマッサージされただけで診療代が2万円ほどかかったので行くのをやめる。

体調がどんどん悪化して行くので逆流性食道炎では?胃酸で喉が焼けているのかも。とホームドクターが疑い、喉の状態を診てもらう為に耳鼻科を紹介してもらう。

「明日すぐ行ける病院と、腕は良いけど来週まで予約が取れない病院どっちが良い?」と聞かれて1週間も待ちたくない程体調が悪かった私はすぐ行ける病院を紹介してもらう。

紹介してもらった耳鼻科は家から近かったので助かったけれど、めっちゃおじいちゃんの先生で、器具がほとんど無いようで、ガーゼで舌べろを掴み、喉を覗いて診察終了 笑!

また扁桃腺炎なのでは?と思っていた私は抗生物質をくれ!以前同じような症状で抗生物質が効いたのだ!と懇願。抗生物質をもらう。ここも確か診察に2万円ほどかかりました。

残念ながら抗生物質効かず。ホームドクターに、もう一つの腕が良いらしい病院を紹介してもらう。

喉にカメラを入れて喉頭を診てもらい喉頭が真っ赤である事が判明。ここでようやく逆流性食道炎なのが確定。ここの診察代は3万円。

胃酸を抑える薬を処方してもらいまた1ヶ月後に行く事に。薬は1000円位。

毎月行く度に喉を診て貰い、まだ喉頭が赤い。と薬を飲み続ける。行く度に3万円かかる。

 

と、こんな感じで正しい診察をしてもらうまで、とんでもないお金と時間がかかりました。

日本の医療制度だったら

日本だったら逆流性食道炎を疑ったらすぐに胃カメラできると思いますが、胃カメラしてみる?って話がようやく出たのは最初の診察から1年近く経ってからだったと思います。

しかもそれも「私は以前癌になった事があるから、こんなに症状が続くなんて心配。胃カメラしたいー!」と駄々をこねてやっとです。

癌になった事があるなら。ってやっとホームドクターも了承してくれたけど、結局いつになるかわからないし、保険使ってもとんでもなく高そう。

日本で病院行った方が飛行機代払っても、きっと早くて安いわ。って日本に飛び日本で胃カメラ受けました。(事前に電話予約したら初診の日で胃カメラできたよ。日本の医療制度...神!!)

この頃日本国民が長寿なのは医療制度が良いからだ。と確信。

アメリカでは病気が見つかった頃には手遅れ、もしくは医療費高過ぎで治療が受けれない人も多いのではないでしょうか。

アメリカの病院で払った合計金額

上に書いた以外にも血液検査をしたり、その血液検査の結果が怪しかったのでリウマチ科行ったりもして総額30万円程使ったと思います。

ちなみに病院に行きまくったせいで、途中で保険会社がカバーしてくれる金額が低くなり、1回の診察が6,000円くらいで行けてたホームドクターまでも10,000円くらいに値上がりしました。

結局かかった費用は

ホームドクターの1回の診察代 6,000〜10,000円
専門医の1回の診察代 20,000〜30,000円
薬代 1000円〜3000円

で合計30万円かかりました。

ちなみに全てローカルの病院で、日系の病院に行った訳ではありません。

保険代高いのに全然医療費負担してくれないアメリカの保険会社。本当にクソだー!涙

 

とんでもなく高いアメリカの保険代

保険代をいくら払っているかは家庭によってバラバラです。

日本のように国民健康保険がないので、勤務している会社で加入している保険に入る人がほとんどで、うちのようにフリーランスの仕事の家庭だと自分で保険に加入しなければなりません。

私の家族の場合は家族3人で月に約10万円払っています。

アメリカの保険は歯医者さん、目医者さんに行く保険は別料金を払って付けなければいけないのですが、うちの場合は歯医者さんの保険も込みで10万円です。

保険代月10万円でも、実はこれ保険会社の中で一番安い保険のプランです。

アメリカの保険、安いプランと高いプランの違い

行けるお医者さんがグループ内のお医者さんのみ。と限定される。

こっちのお医者さんはそれぞれどこかのグループに属しています。

ホームドクターに専門医を紹介してもらう時は自分の選んだグループ内のお医者さんからしか選べません。

究極の状況で言えば、大事故をした時に救急車を受け入れてくれる病院がグループ内になかった時は諦めるか、グループ外の病院に運ばれて、実費で払わないといけないので、命にも破産にもめちゃくちゃ関わる事であります。

診察に行った時に最初に払わなければ行けない手付金的な料金(コーペイ)が高くなる。

コーペイはどこの病院に行っても必ず最初に払わないといけない料金です。

数ヶ月に、実際に診察代を負担する金額が保険会社から送られて来ます。負担する金額はコーペイを差し引いて請求されます。

ちなみに私のコーペイは、病院によりますが3,000円〜6,000円でした。

診察代の負担率が高くなる。

私のように専門医に行ったら2~3万円かかる人もいれば、友達は3千円位しか払った事がないと言っていました。旦那様がさぞかし良い保険に入っている会社に勤めておられるのかと思います。

自己負担の上限が50万円と高い。

手術や入院を自己負担で払うと何百万円ととんでもない額になるアメリカ。うちの保険のプランだと50万円までしか自分で払わなくて済みます。

高い保険に入っている人はこの自己負担額の上限が少なくなります。

しかしこの自己負担50万円というのも、保険会社がOKを出してくれた手術、治療のみで、保険会社がOKと言ってくれなければその治療は保険でカバーしてくれず自己負担100%で払う、もしくは治療を諦めるしかありません。(だから死んじゃうってば 汗)

 

つまり高い保険のプランにすれば、どのグループのお医者さんにも行けるし、コーペイ、診察代が安く済み、自己負担額の上限も低くなります。

会社勤務の人でも、勤務している会社が何パーセント負担してくれるかによって自腹で払う金額が全然違うようです。

良い会社に入ると100%負担という会社もあるそうですが、だいたいは何割か自分で負担するようです。

ハワイ在住の友達は会社勤務でも夫婦で月6万円位保険料を自己負担で払っていると言っていました。

その他色んなシチュエーション別

恐らく現地の保険より、日本の海外保険に加入した方がよっぽど安く済むと思いますが、永住権保持者は海外保険に加入できないので仕方がありません。ぐすん 

旅行で来られる方

旅行で来られる方は、海外旅行保険に加入されるか、海外旅行障害保険が付帯しているクレジットカードを利用、もしくは持参されたら安心かと思います。

クレジットカードによって、海外保険が付いてないもの、自動で保険が効くもの、旅行に来るのにクレジットカードを利用しないと効かないものなどあるので、ご自身でお持ちのクレジットカード会社に確認する事をオススメします。

私も一度クレジットカードに付帯している海外旅行傷害保険で病院代を全てカバーしてもらった事があります♪

お持ちのクレジットカードに海外旅行傷害保険が付帯されていれば、わざわざ海外旅行保険に加入する手間も、お金もかからずお得ですよね。

三井住友VISAカードなら「最短3営業日発行!」

 

アメリカ市民の学生

ちなみに私は一応ハワイ州立のカレッジ生なので学生保険にも加入できるのですが、学生保険でも家族3人が加入したら約4ヶ月で62万円程かかります。

むしろ今より上がるやんけ!Σ(・ω・;)

本当に恐ろしい国です。ぶるぶる...

低所得者、軍人さんなど

ただ、低所得者には日本の生活保護受給者と同じく、無料で医療が受けられる制度があるようです。

ホームレスの人なんかは救急車で運ばれても病院は拒否する事が出来ないらしく、治療を受けてお金を払わず帰って行くそうです。

中間層の人は逆に、医療費が払えず破産する人が多いと聞きます。

また、軍人さんや軍人さんの家族は軍の中の病院行くと無料で治療が受けられるそうです。

アメリカ在住者が日本で治療を受けると?

手術や歯医者なら、下手に保険使ってアメリカで治療するよりも、無保険で日本で実費で払った方が安い場合も多いのではないかと思います。加入している保険によるかと思いますが。

そして日本国民なら一時帰国でも住民票を入れれば国民健康保険が使えます。

自治体によっては一時帰国で最低数ヶ月は日本にいないと国民健康保険をくれないと言う所もあるそうなので、住民票を入れる予定の自治体の役所の人に相談して見るのが良いかと思います。

ちなみに先日、日本に一時帰国した際に無保険で歯医者さんで小さめの虫歯を治療しましたが、1万円弱でした。

ハワイだと、夫が小さな虫歯で歯医者に行った所、保険有りで治療費7万円と言われたそうです。汗

 

まとめ

アメリカの医療費が高いと言うのは本当です。

金持ち、超貧乏、良い保険に入っている会社の人、軍人さん、日本の海外保険に入ってる人以外は医療費がかなりの負担になり気軽に病院に行けないです。

入院や手術になると何百万円とかかる事があるので保険に入ってない人は破産する人もいるそうです。

65歳以上になるとシニア用の保険に入れるのですが、十分では無いため結局自費で別に保険に入る人も。

そして好きな病院に好きな時に行けるわけでもなく、下手したら保険なしても日本の病院にかかった方が良い時もあるかも。

ただ、日本では受けられないような治療や薬を使える事もあり、歯医者においては日本より10年、20年進んでいると言われています。

医療費は高いですが、良い点もあるのも事実です。

ただ、良い保険に入っている会社に入れば保険代も安く、もしくは無料で良い治療が受けられると思います。

また、日本人の留学生や駐在員の方達は日本の海外保険に入れるので、保険代月1〜2万円で診察代はキャッシュレス(無料)の病院に行けば安く済むと思います。

見積もりやプランなどは海外保険を扱っている会社に問い合わせてみるのが良いかと思います。

アメリカ移住を考えている皆さん、アメリカの医療制度がどんなものか気になっていた皆さんの疑問が少しは解決されたでしょうか?

ハワイの家賃や物価について書いている記事はこちらに書いてあります。

また病院にかかったり、歯医者にかかった時は体験記事を書きたいと思います!では!

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